統合環境でシステム全体が管理できるAPMソリューション
「SysMaster」は、システム全体に対するトランザクション追跡や、アプリケーションとシステムコンポーネントのモニタリングなどを可能にする統合管理機能をご提供します。
Tmax SysMasterの機能
トランザクションのエンド・ツー・エンド・モニタリング
「SysMaster」は、トランザクションをリアルタイムでモニタリングするため、ユニークなグローバルIDを各トランザクションに割り当てます。クライアントからデータベースに及ぶまで各アプリケーションやエンジン内でID情報が利用されます。さらに、これらのID情報とグローバルIDを関連付けるためのマッピング情報により、トランザクションの全プロセスをリアルタイムで追跡します。
サーバの中央集中管理
「SysMaster」は管理対象のシステムを単一画面で一括して設定・変更・制御及びモニタリングできる統合管理機能をご提供します。
主な管理機能
- ユーザのアカウントと権限管理
- 予約作業の登録及び実行管理
- サーバのコントロールとモニタリング
- サーバの設定ファイルの照会及び変更
他製品との強力な連携
- Webサーバ:「WebToB」、その他
- Webアプリケーションサーバ:「JEUS」
- TP-moniter : 「Tmax」
- データベース:「Oracle Database 」と「IBM DB2®」
- MCI:「AnyLink」
- リホスティング・ソリューション:「OpenFrame」
- SOA基盤のシステム開発ソリューション:「ProFrame」
エラーの診断と対応
- 「SysMaster」は管理者が定義した「KPI」(key performance indicators)により、システムを自動的にモニタリングします。エラー条件とエラーに対応するアクションを定義し、エラーが発生するとシステム管理者に状況を通知したり、特定のアプリケーションプロセスを再始動するなど、あらかじめ定義されたアクションを実行します。
トポロジーの管理
- 「SysMaster」は、システムの各構成要素とその相互関係をグラフィカルに表す統合ビューを提供します。この「トポロジー・ビュー」により、対象システムのリアルタイム・ステータスが表示されるため、障害の発生源となるシステムを簡単に特定することができます。
統計・分析機能
- 「SysMaster」は既定の項目あるいはユーザ定義項目について、様々な検索条件による統計と分析を提供し、Excelファイルやチャートでエクスポートできます。さらに、「性能分析」、「リソース使用分析」、「システム信頼性分析」などの情報をご提供します。