統合環境でシステム全体が管理できるAPMソリューション
「SysMaster」は、システム全体に対するトランザクション追跡や、アプリケーションとシステムコンポーネントのモニタリングなどを可能にする統合管理機能をご提供します。
製品概要
「SysMaseter」は、アプリケーションで発生するイベントの統合管理により性能の低下が生じた場合、その原因を把握し、問題を解決する「アプリケーション性能管理ソリューション(APM)」です。「SysMaster」は、クライアントからデータベースに及ぶまで幅広いシステム領域を対象にする「エンド・ツー・エンドのモニタリング」をサポートします。
統合管理環境
- モニタリングや分析機能に加え、サーバの設定ファイルを設定、コントロールできる管理機能を強化しました。
- モニタリングするシステムリソースの利用を最小限に抑えるアーキテクチャを使用します。
トランザクションのエンド・ツー・エンド・モニタリング
- ユニークな「グローバル・トランザクションID」を割り当てることにより、トランザクションを個別にモニタリングし、記録することができます。
- セクション別のシステム性能分析により、通信帯域幅の狭い時点(ボトルネック)の識別が容易になります。
トポロジー・ビューの提供
- システムを構成するモジュールやコンポーネント間の関係を示す「グラフィック」により、サーバの障害状況の把握やサーバ構成の変更並びに管理が容易になります。
設定ファイルの履歴管理
- 設定ファイルの変更履歴を保存する機能をご提供します。保存された履歴情報は、設定ファイルの変更操作をキャンセルする場合にも使用されます。
オーバーヘッドの最小化
- 通信ヘッダ情報を利用することで、トランザクションを追跡する時のオーバーヘッドを最小化します。
ティーマックスソフト製品との強力な連携
- システムのリアルタイム・トラッキング及びサービス・ステータス・モニタリング機能をご提供します。
- 共有メモリに直接アクセスできます。
- 通信ヘッダ情報を利用するユニークなグローバルIDの送受信システムを保持します。
- 個別ビジネスアプリケーションからも「SysMaster」の管理権限を与えることができます。
導入メリット
システム管理効率の向上
「SysMaster」はトランザクションとシステムの統合モニタリング及び管理環境をご提供するため、複雑な企業システムの管理を単純化します。
トランザクションのエンド・ツー・エンド・モニタリング
「SysMaster」はエンドユーザの観点からアプリケーションの性能を管理することができます。また、管理者定義の「KPI」(Key Performance Indicators)を持続的にモニタリングし、サービスエラーが発生・予想される場合、あらかじめ定義したアクションを自動的に実行します。そのため、エンドユーザは目的のサービスにアクセスでき、適切な応答時間で処理することが可能になります。
将来システムの拡張のための指標を提供
「サービスの可用性」、「適切な応答時間」、「障害の発生頻度及び期間」などに関するデータを蓄積し、将来システムのリソースを拡張する際の指標として利用できます。