真のSOAを実現するフレームワークソリューション
「ProFrame」は、ビジネス要求に迅速に対応できるITインフラの構築と管理方法をご提供する統合アプリケーション・フレームワークです。
Tmax ProFrameの機能
SOAを実装するための「エンタープライズモジュールバス」(EMB)
モジュラサービス同士のビジネスフロー定義により構築されるアプリケーション
- アプリケーションのビジネスロジックは機能的に独立した複数のモジュラサービスで構成されます。
- 新しいアプリケーションは、GUIベースの開発環境の下、モジュラサービス間の相互作用を定義することで構築されます。
- モジュラサービスは直感的なGUIベースのツールにより作成及び修正できます。一方、ソースコードは自動生成されます。
- モジュラコンポーネント(サービス)は新規アプリケーションを開発する際に再利用できます。また、新規アプリケーションの開発に適合したコンポーネントを探す際、メタデータにより、モジュールプールに保存されているモジュラサービスを検索することができます。これは、「アプリケーションの標準化の促進」及び「重複するビジネスロジックの除去」を可能にします。
- 「ProFrame」アーキテクチャの各コンポーネントは新規アプリケーションの開発に再利用できます。
アプリケーションのビジネスロジックをコードから会社資産のレベルにまで格上げ!
- 「ProFrame」は、機能的なモジュラサービスの相互作用をグラフィックに表示することで、アプリケーション(ビジネスプロセス)の可視化を実現します。
- ビジネスアプリケーションとモジュラサービスなどのワークフローをグラフィック表示することで、個別アプリケーションとシステムの全体構造を容易に一望できます。フレームワークレベルの高いパフォーマンス
- 「ProFrame」は、ソースコードとモジュラサービスを作成する際にかかってしまうシステムの負荷を最小限に抑えました。
- 「ProFrame」アーキテクチャは、トランザクションロギング、トランザクション処理など、以前はアプリケーションでカバーしていた機能を自動で実行します。
動的呼び出しは2相コミットの要求を最小化します。
「ProFrame」の3層アーキテクチャ
- 「ProFrame」の3層アーキテクチャにより、アプリケーションデザインの柔軟化、個別機能化、そしてモジュール化が実現します。
- フレームワークにより、機能モジュールが多数提供されるため、開発担当者は、アプリケーションのクリエイティブな開発に集中できるようになります。
- アーキテクチャがご提供するモジュールには前処理と後処理モジュール、そして、「コミュニケーションバッファ」(CommBuff)が含まれます。
(「コミュニケーションバッファ」の略字である「CommBuff」はアプリケーションのためのデータ共有とデータベースアクセスを操作するスタンダードデータの通信モジュールです。)
- ビジネス層 (Business Tier)
ビジネス層は独立していながらも中央集中的に管理される機能モジュールで構成されています。
「システム共通レイヤ」:効果的な開発環境をご提供する多様なシステムレベルのコンポーネントと、実際のモジュラサービスを実行するために必要なコンポーネントにより構成されています。
「ビジネス共通レイヤ」:「ProFrame」がご提供するモジュラサービスとユーザが直接開発したモジュラサービスの結合により、アプリケーションが作成されます。 - データ層 (Data Tier)
「データ層」では、アプリケーションとモジュールの開発に関する効率性やシステム性能を向上させるために、データ・アクセス・ロジックをモジュールサービスから分離します。この層では、「DBIOモジュール」が、 「EDW」(Enterprise Data Warehouse)に統合されています。そのため、いかなるデータベースにもアクセスできる共通のAPIをご提供し、「DBIOモジュール」は、 「データベース・アクセス・モジュール」をアプリケーションプログラムから分離します。 「ProFrame」は、データ層の実装を単純化すべく、必要なすべてのデータベース「I/O API」を統合します。 - チャンネル層(Channel Tier)
チャンネル層はビジネスロジックからチャンネルロジックを分離し、ProFrameのすべてのサービスがチャンネルに従属しないようにします。
効果的なアプリケーションの開発と管理環境
GUIベースのアプリケーション開発環境:「ProFrame スタジオ」
- 「ProBuilder」:
- 開発の能率を最大化しエラーを最小化する、強力なGUIベースのアプリケーション開発環境により、開発の速度と安定性を高めます。
- 「IO Formatter」:
- すべてのシステムコンポーネントを統合・機能できるように、フォーマットとインプット・アウトプットデータの変換を管理します。
- 「DBIOスタジオ」:
- データベースアクセスロジックを定義し、自動的にソースを生成するために、直感的なGUIをご提供します。
コードの重複を削減
アプリケーションが疎結合のモジュラサービスで構成されているため、アプリケーションの柔軟性とモジュールの再利用性が高まり、システムのメンテナンスが容易になります。アプリケーションが疎結合のモジュラサービスで構成されているため、アプリケーションの柔軟性とモジュールの再利用性が高まり、システムのメンテナンスが容易になります。
システム独立的で、再利用できるアプリケーションとサービス
「ProFrame」環境で開発されたアプリケーションとモジュラサービスは、運用システムである「DBMS」、「TP-Monitor」、「Webアプリケーションサーバ」と独立しています。そのため、新システムに移行する際も、システムインフラ内の変更事項を把握する必要がほとんどありません。開発モジュールは蘇生、もしくは、若干の変更を加えるだけで再利用できます。