世界初!「JavaEE5、 6認証」取得 Webアプリケーションサーバー
JEUSの機能
日本ティーマックスソフトのWebアプリケーションサーバー「JEUS」(Java Enterprise-User Solution)は、「JavaEE5、 6認証」を取得したWebソリューションであり、Web環境でアプリケーションの運用に必要な各種サービスを提供するWebアプリケーションサーバーです。JEUSは、Webサービスとアプリケーションを開発・実行するためのプラットフォームの機能を持ち、トランザクション管理、セッション維持、負荷分散などの様々な機能をサポートしています。
1. XML基盤のWebサービス
JEUSのWebサービスは、SOAP1.1、WSDL1.1、UDDI2.0などのWebサービス標準と、JAX-RPC、SAAJなどのJava API標準仕様に準拠しており、他社のWebサービス製品 (IBM、BEA、MS) との互換性も保証しています。
2. 既存のシステムとの統合
- Java EE CA(コネクタアーキテクチャ)に準拠し、CICS、IMS、SAP、Tandom、Ingres、MQなどとの統合をサポート致します。
- JMXフレームワークをサポートするため、HP Openviewなどの外部統合管理ツールとの互換性をサポート致します。
- RMI-IIOPによるCORBAとの連携をサポート致します。
- COM BridgeによるCOM/DCOMとの連携をサポート致します。
- JNDI BridgeによるLDAPとの連携をサポート致します。
- JDBC Driverによるデータベース接続が可能です。
- ベンダ固有のコネクタによるTmax→WebT、Tuxedo→Joltの連動をサポート致します。
3. 便利な管理者ツール
WebAdmin・LogAnalyzerなどのGUI環境の管理ツールと、Jeusadmin・EJBadmin・Webadminなどのコンソール環境によって、システムの構成及び管理をより簡単に行うことができます。
- リソースを簡単にデプロイできます。
- リアルタイムでシステムのモニタリングができます。
- マルチサーバ(ホスト)システムの統合を制御できます。
4. J2EE (Java2 Enterprise Edition) プラットフォームとの互換性
- Java EE CA(Connector Architecture)
標準基盤のアプリケーションの統合環境をご提供します。 - JMS (Java Messaging Service)
メッセージベースのプログラミング基盤をご提供します。 - JNDI (Java Naming and Directory Interface)
ネーミングサービスをご提供します。 - JTS (Java Transaction Service)
異機種のデータベースに対応したグローバルトランザクション機能をご提供します。 - JDBC (Java Database Connectivity) Connection Pool
データベースとの接続を効率的に管理します。 - JMX (Java Management eXtension)
JEUS内のエンジン、EJB、Servlet、コネクションプールなどのリソースが効率的に管理できます。
開発したアプリケーションをMBean形式に変換できます。
JEUS内の全リソースのモニタリング及び制御をサポート致します。
5. 「WebInOne」との連動機能
「WebInOne」は、企業内外の各種の情報システムやアプリケーションを単一インタフェースで利用・管理できるティーマックスソフトのポータルシステムソリューションです。「JEUS」を「WebInOne」と組み合わせて使用すると、「CORBA」や「TP-moniter」などを採用されたクライアント様からのサービス要求が受信できます。
6. 柔軟なセキュリティ・アーキテクチャ
一度システムにログインしたユーザが、追加認証なしでシステム内の各サービスを利用できる「Single Sign On機能」や、より使いやすくなった「システムユーザ管理」をご用意しています。従来のセキュリティ情報を基盤とする、より強力なセキュリティ体系を構築できます。
- ログインIDとパスワード
- 各サービスに対するアクセス権限の制限
- クライアントのIPアドレスまたはドメインの制限
- CA(認証機関)によるユーザ認証
- SSL (Secure Socket Layer) の採用
7. 多様なプレゼンテーションロジックをサポート
- Servlet
動的HTML文書を作成するための「Javaプログラミングモデル」をサポートし、「EJB」とのスムーズな統合を可能にする「マルチスレッドアーキテクチャ」を採用しています。 - JSP (Java Server Page)
サーブレットを使ってWebページの内容やスタイルをコントロールし、Webサーバで実行されるJavaプログラムを呼び出します。 - XML
Web上で構造化された文書を転送できるように設計された標準テキスト形式です。安全なeコマースの構築など、インターネットをより多様な目的で利用することを可能にします。
8. 便利なビジネスロジックの支援
- EJB(Enterprise Java Beans)
Java基盤の「オブジェクト志向プログラミングモデル」により、新たな「プログラムコンポーネント」の新たな追加・変更が必要な際も、個別コンピュータを更新することなくサーバによる一括制御ができます。
9. 負荷調整
- 各サーバー(ホスト)への動的負荷の分散
クライアント様からの処理要求によって生じる各サーバーへの負荷をリアルタイムで収集し、最適なサーバーへ処理要求を分配します。そのため、各サーバーへの負荷が集中することなく、コントロールできます。 - 各サービス別の処理能力の動的調整
クライアント様からの要求が増えると、サービスルーチンが自動的に呼び出され、サービスの処理能力が動的に調整されます。 - ハードウェアの性能による静的負荷分散
ハードウェアの性能により、負荷をコントロールします。
例)メインフレーム級:ワークステーション級=8:2のロード分配
10. 障害対策
- サーバー(ホスト)間の相互監視
万が一、サーバーに障害が発生しても、 アベイラビリティが高く、バックアップサーバーへ自動的にサービスが引き継がれるため、継続的なWebサービス処理が可能となります。 - アプリケーションプロセスに対する監視
プロセスモニタによる監視機能により、万が一、障害が発生した際にも、アプリケーションプロセスが自動的に再始動されます。
11. クラスタリング機能
- 1つのサーバー・プロセスが複数のサービスを処理するため、複数サーバーによる効率的な負荷分散が可能であると共に、「JEUS」サーバー間における「フェイルオーバー」機能をご提供します。
- サーバー・プロセスの処理中でもシステムをシャットダウンすることなく、追加・削除できます。
- 万が一、システムに障害が発生した時も、バックアップサーバーの起動により、継続的な処理が可能となります。
- 「EJB」、「JMS」、「JNDI」をはじめとする各種サービスに対し、クラスタリングのサポート、処理の負荷分散、フェイルオーバー機能をご提供します。