~顧客向けクラウドサービス上のビッグ・データを低コストで管理~
日本ティーマックスソフト株式会社(代表取締役社長:早水 光祥、本社:東京都港区、略称:日本TmaxSoft)は本日、同社のリレーショナル・データベース・マネジメント・システム(以下、RDBMS) 『Tibero RDBMS 5.0』が、ニッセイ情報テクノロジー株式会社(代表取締役社長:和田 俊介、本社:東京都大田区、略称:NISSAY IT)の企業顧客向けクラウド基盤に採用されたことを発表いたしました。
この採用により、Tiberoは今後、NISSAY ITが顧客企業に提供するクラウドサービスにおいて、顧客企業の情報資産を強固、かつ低コストで管理していくことになります。
NISSAY ITは、日本生命グループのIT戦略会社として1999年に誕生以来、日本生命、及びグループ各社の情報システム構築において長年培った豊富な業務経験を基に、内外の幅広い顧客基盤に保険、金融、医療、介護に関するシステムサービス、ネットワークサービス、アウトソーシングサービスなどを提供しています。
また、同社と日本TmaxSoftは、2012年2月のTibero国内販売開始以来、販売代理店契約を結び、国内市場開拓に取り組んできました。今回のNISSAY ITの自社クラウドへの採用は、同社のTiberoに対する信頼と自信の表れとなっています。
今回の採用に関し、NISSAY ITの執行役員、竹上 浩治は下記のように述べています。
「弊社は、日本TmaxSoft社のリホストソリューション、OpenFrameの国内販売から共に歩んできました。同リホストソリューションは、国内の大手企業に御採用いただき、国内におけるオープンシステム基盤への移行に寄与していますが、我々は、今後、低コストのRDBMSであるTiberoを武器として、引き続き、日本TmaxSoft社と共に新しい市場を拓いていきたいと考えております。今回の弊社クラウドへの採用も、その第一歩と言えるものです。」
また、日本TmaxSoftの代表取締役社長、早水 光祥は下記のように述べています。
「NISSAY IT社と弊社は、2000年の日本法人設立以来、主にリホストソリューション、OpenFrameの日本市場拡大において共に歩んでまいりました。日本生命グループの一員として、特に金融業界で幅広い実績とご経験をお持ちの同社のクラウド基盤に御採用いただいたことで、今後金融業界のみならず、幅広い業界において、クラウド、オンプレミス共に企業資産を強固に管理するRDBMSとして採用を両社で展開して参りたいと思います。」
日本TmaxSoftのTiberoは、標準SQL規格に準拠したRDBMSとしての機能、HAクラスタリング機能、(TAC=Tibero Active Clustering)を持っており、その導入コストや運用コストは他製品と比べ、約3年で半減と見られています。今後同社では、NISSAY IT社のクラウド基盤への導入を含め、オンプレミス版、クラウド版共に更なる拡販を図り、2014年度では25百万円の売り上げを見込んでいます。
また、韓国では「Tibero RDBMS 5.0」まで累計で700社以上の導入実績を持っていますが、来春日本でも販売が予定されている次バージョン、「Tibero RDBMS 6.0」では、新たにインメモリー機能を搭載し処理を高速化、アクセス頻度に応じてデータの格納先を、メモリーとハードディスクに自動配置する機能を搭載予定です。
◆リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)「Tibero RDBMS」について
「Tibero(ティベロ) RDBMS」は、Tibero社が持つミドルウェア開発の高度な技術力によって誕生した、リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)ソフトウェアです。安定かつ高速なデータ処理実現のため、マルチ・プロセス、マルチ・スレッドアーキテクチャーを採用し開発されています。標準SQL規格に準拠しており、他のデータベースやサード・パーティー製品との互換性や連携に優れています。また、Oracle Database固有の機能(RAC、PL/SQLなど)と同等の機能を独自の技術により実現しているため、既存のアプリケーション資産を移行し運用することが可能です。
「Tibero RDBMS」は2003年に発売以降、公共分野を中心に多くの企業で採用されており、韓国では現在提供中の最新版「Tibero RDBMS 5.0」まで累計で、700社以上の導入実績を確保しています。日本では2012年2月より「Tibero RDBMS 5.0」の出荷を開始いたしました。
2013年9月に韓国において、ビッグデータ・ソリューション「Infini*T」の中核をなすRDBMSとして「Tibero RDBMS 6.0」のコンセプトを発表しました。Tibero社では、2014年のリリースに向けて、従来のRDBMSにインメモリ・データベースを統合した新しいデータベースの開発に邁進しています。Tibero RDBMSは、次世代のビッグデータインフラとして期待が寄せられている製品です。
価格: Standard Edition One / Processor単位 409,700円~(税別)
Standard Edition / Processor単位 1,236,400円~(税別)
Enterprise Edition / Processor単位 3,355,900円~(税別)
対応環境(稼働環境):HP-UX、AIX、Solaris、Redhat Linux、Windows
◆日本ティーマックスソフト社、韓国ティーマックスソフト社、Tibero社について
日本ティーマックスソフト社は、韓国ティーマックスソフト社の日本法人として2000年に設立されました。韓国ティーマックスソフト社で開発されている、TPモニター「Tmax」、Webアプリケーションサーバー「JEUS」、リホストソリューション「Tmax OpenFrame」、および韓国ティーマックスソフト社の子会社であるTibero社で開発された、データベース「Tibero RDBMS」など、お客様システムの中核を担うミドルウェアや各種ソリューションの販売及び技術サポート等を行っています。
住所 : 〒108-0073 東京都港区三田3-12-16山光ビル5F
ウェブサイト : https://www.tmaxsoft.co.jp/
※Tmax OpenFrame、Tmax、JEUS、Tmax WebtoB等は、TmaxSoft Co., Ltd.の登録商標または商標です。
※Tiberoは、Tibero Co., Ltd.の登録商標または商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。