ティーマックス、STXフォースにBPMソリューションを提供
ティーマックスソフトは、STXグループ系列の船舶管理専門会社であるSTXフォースに、同社のBPMソリューション「Tmax BizMaster」を納入することを25日に発表した。
同社は、2006年上半期までに業務全般にわたる知識経営化を目標に、クライアントサーバ(C/S)環境をウェブ(Web)環境への切替え、個別監理システムの再構築、統合情報システムを知識経営するための情報システムの開発を進めているとした。
また、同社の基幹システムである「VMS(Vessel Management System)」を中心に、船舶管理、船員管理、陸上人事、取引情報などの業務プロセスをワークフロー基盤で管理できるように実現し、実際進行している業務の総31個のサブシステムの連携統合を遂行することになる。
今回の事業は、国内の船舶管理および海運サービス産業分野初のBPM事業でもあり、同社は流通、通信、製造、サービス、公共、金融分野に続き、新しい産業分野へのBPMビジネスのノウハウ拡大に貢献したことを強調した。
一方、同社はSTXグループ内のSI業務を担当するフォーステッックと戦略的提携を結び、造船、海運産業の専門性とビジネス力を兼ね備えたフォーステックとの協業で、この分野でのビジネスモデリングがより強化された点を訴えた。
また、同社社長は、今回の提携により、高水準の技術力と産業ノウハウが一つになることで、BPM市場で相互大きな成長の機会が期待されると熱い気持ちを語った。
【ディジタルデイリー10月25日】