~プログラム変更不要のリホスト・ソリユーション「Tmax OpenFrame」と、Oracle互換のRDBMS「Tibero RDBMS」により、ITモダナイゼーション事業をさらに発展~
各種ミドルウェア、リホスト・ソリューション等のプロバイダである日本ティーマックスソフト株式会社(本社:東京都港区3-12-16)は、2019年1月1日付で同社の代表取締役社長に早水 光祥(はやみず みつよし)が就任しましたことをお知らせ致します。早水氏は、日本IBM株式会社にて営業部長及び事業部長を歴任後、日本オラクル株式会社にてシニア・ディレクターを歴任し、2012年3月より日本ティーマックスソフト株式会社代表取締役社長に就任。その後、大手IT企業にて要職を歴任後、に日本ティーマックスソフト株式会社代表取締役社長に再任されました。
早水氏はTmaxsoftグループの日本事業責任者として同グループが強力に進めているITモダナイゼーション事業戦略を更に強固なものとして推進し、現在、日本のお客様が直面する“デジタルトランスフォーメーション”戦略推進へのご支援を積極的に展開して参ります。
■早水氏 コメント
現在、全ての業種・お客様におかれましては、新たなるビジネスモデルを展開すべく非常に大きな変革が起こっております。このデジタルトランスフォーメーションを迅速に推進していくことが、全てのお客様にとりまして最優先課題であることは間違いありません。ただ、その様な状況下にありつつも、既存システムの維持・運用に割かれるコストや人材投資のために、本来の戦略的な投資に資金を振り向けられない問題があり、これはわが国日本の将来にとって大変由々しき問題であると認識しております。
弊社のITモダナイゼーション・ソリューションによりこの問題解決に向けたご提案を差し上げ、更なる競争力のあるわが国日本のグローバリゼーション推進に大きく貢献して参ります。
日本ティーマックスソフトは、Tmax OpenFrame、Tibero RDBMS、JEUS等、世界水準の技術力で開発した各種インフラソリューションと定評のあるサポートシステム等を備えた企業として、パートナー企業との協業を積極的に推進し、国内における事業体制を拡充していくとともに、グローバルなネットワークを活かしながら、お客様企業の成功を支えるビジネスパートナーを目指して参ります。
■リレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)「Tibero RDBMS」について
「Tibero RDBMS」は2003年に発売以降、韓国国内の公共分野を中心に多くの企業で採用されており、現在、累計で2,000社以上の導入実績を確保しています。日本では2012年2月より「Tibero RDBMS 5.0」の出荷が開始されました。
標準SQL規格に準拠したRDBMSとしての機能、クラスタリング機能(TAC=Tibero Active Clustering) を持っています。
特にRAC※1機能、PL/SQL※2、データの読み取りの一貫性など、Oracle DBが持つ独自機能と同等の互換機能を実装しています。また、Oracle DBとの互換性が高いため、プログラムを変更することなく既存のアプリケーション資産を移行し、運用することが容易に行えることが大きな特徴です。「Tibero」の開発元であるティーマックスデータ社では、今後のリリースに向けて、Oracle DBとのより高い互換性やビッグデータへの対応、インメモリデータベースなど最新のテクノロジーを採用した製品開発に邁進しています。「Tibero」は、次世代のビッグデータインフラとして期待が寄せられている製品です。
※1)RAC:Oracle Real Application Clustersの略。Oracle DB実装のロードバランス型クラスタを構成するための仕組み。
※2)PL/SQL:Procedural Language Extensions to SQLの略。Oracle社が開発したSQLを独自に拡張したプログラミング言語。
■リホスト・ソリューション「OpenFrame」について
「OpenFrame」は、メインフレーム上で稼働する既存のアプリケーション資産を修正せずにオープン環境に移行するマイグレーション・ツールとして開発され、多数の大手企業や政府機関、官公庁等に採用されました。日本国内でも大手金融機関をはじめとするミッションクリティカルな環境での採用実績があるリホスト・ソリューションです。オープン環境への資産移行ツールの高機能性やメインフレームと同等の機能を持つミドルウェアなど、システムの根幹を支える領域において豊富な稼働実績を有しており、その性能や安定性に関してリスクを最小限に抑えることができます。
「OpenFrame」は、メインフレームで稼動しているオンライン処理やバッチ処理等の業務で使われているプログラムやJCL※3資産を再開発することなく現有の資産そのままにオープン環境に移行し、メインフレームと同様の環境を実現します。それにより大幅なTCO削減が見込まれます。オープン環境のミドルウェアとして稼働する仕組みとなっており、ビジネスの継続性・拡張性が見込めることも魅力です。「OpenFrame」の製品群はすべて自社開発されており、非互換項目に対して「OpenFrame」の機能として実装することにより、迅速に対応できる体制が整っています。
※3)JCL(Job Control Language ):ジョブ制御言語。メインフレーム等において、ジョブの内容をコンピュータに与えるための言語。
◆日本ティーマックスソフトについて
日本ティーマックスソフト社は、韓国ティーマックスソフト社の日本法人として2000年に設立されました。韓国ティーマックスソフト社で開発されている、TPモニター「Tmax」、Webアプリケーションサーバー「JEUS」、リホスト・ソリューション「Tmax OpenFrame」、およびデータベース「Tibero RDBMS」、高機能データ・統合ソリューション「ZetaData」など、ユーザーシステムの中核を担うミドルウェアや各種ソリューションの販売および技術サポートなどを行っています。
<お問い合わせ先>
日本ティーマックスソフト株式会社 営業本部
TEL : 03-5765-2554
E-mail : sales@tmaxsoft.co.jp
お問い合わせフォーム : https://www.tmaxsoft.co.jp/contact
ホームページ : https://www.tmaxsoft.co.jp/
※Tmax OpenFrame、Tmax、JEUSは、TmaxSoft Co. Ltd.の登録商標または商標です。
※Tibero RDBMS、ZetaDataは、TmaxData Co. Ltd.の登録商標または商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です