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日本ティーマックスソフトの『OpenFrame』が、 グローバルな国内自動車部品メーカーの基幹システムの 「脱メインフレーム 」ソリューションに採用!

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プレスリリース

リホスト・ソリューション、リアーキテクチャ・ソリューションや各種ミドルウェア等のプロバイダである日本ティーマックスソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:羅 鍾弼(ラ・ジョンピル)、以下日本TmaxSoft)は、グローバルな国内自動車部品メーカーの基幹システムの「脱メインフレーム 」ソリューションとして、自社のリホスト・ソリューション「OpenFrame(オープンフレーム)7」が2021年10月に正式採用されたことを発表いたします。両社は2022年のカットオーバーを目指し、プロジェクトを開始しております。今回のプロジェクトで採用が決定したTmaxSoftの「OpenFrame7」は、メインフレームで稼働するアプリケーション資産とデータをクラウド・オンプレ環境にすばやく移行し、DX化を実現するリホスト・ソリューションです。これによってメインフレームのユーザー企業は、基幹システムをはじめとするITシステムをモノリシックな環境から脱却させ、メンテナンス性、アプリ改修・保守効率の向上を実現し、コストを大幅に削減することが可能になります。また、削減した費用を原資として、システムの次世代化の実現も可能になります。

日本TmaxSoftは、今後とも、自動車・自動車部品を中心とした日本の製造業DXに貢献してまいります。

「脱メインフレーム」としての「次世代システム化」(JAVA化・マイクロサービス化…)が、わずか1年で実現可能に!

このグローバルな国内自動車部品メーカーでは、富士通製のメインフレームを基幹システムとして運用してきました。システムの次世代化に取り組む中で、2022年末のメインフレームの更新を前に脱メインフレームを決定しました。TmaxSoftの「OpenFrame7」は、基幹システムの「リホストによる脱メインフレーム」でIT費用・人件費を削減、またデータのRDB化による最新のアプリケーションとの連携でき、さらにメインフレームの更新までの1年の間で、脱メインフレームが可能になるという短納期対応が評価され、採用が決定しました。

このグローバルな国内自動車部品メーカーと日本TmaxSoft両社では、脱メインフレーム・オープン化によるインフラコスト・運用コストの削減とともに、その後のシステムの次世代化・クラウドネイティブ化も視野に入れています。

日本TmaxSoftは、2021年よりレガシー資産のJAVA化とマイクロサービス化のクラウドネイティブ化(リフト)を行う「OpenFrame 21」によるリアーキテクチャ・ソリューションを提供しており、リホスト後にはリアーキテクチャの実現も可能になります。今回の「OpenFrame7」採用後、「2030年における富士通メインフレーム製造終了」※1が公表され、「OpenFrame7」は「脱富士通メインフレーム」ソリューションとしての役割がさらに期待されています。

※1)2030年における富士通メインフレーム製造終了:富士通株式会社WEBサイトにおいて、「富士通メインフレームに関する“3つの約束”」というタイトルページにて、「ITインフラご提供にむけた当社ビジョン」の項目で、「富士通は、お客様のモダナイゼーションを推進するとともに、十分な検討ならびに移行期間を確保するため、メインフレームは2030年度販売終息・2035年度保守終了、UNIXサーバは2029年度販売終息・2034年度保守終了と致します。」と記載されています。

https://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/mainframe/gs21/topics/fujitsu-3promise.html

リフト&シフトを2ステップで行い、脱レガシー・クラウド移行・クラウドネイティブ化を実現するソリューション

日本TmaxSoft は、脱レガシー・モダナイゼーションソリューション「OpenFrame」を提供することにより、ユーザー企業の脱レガシー・クラウド移行、クラウドネイティブ化を実現しています。

メインフレームからのオープン・クラウド環境への移行(リフト)は、リホスト・ソリューション「OpenFrame7」により実現します。その後のクラウドネイティブ化(Java化、マイクロサービス化)は「OpenFram21」で実現しています。「OpenFrame7」は、メインフレーム上で稼働する既存のアプリケーション資産を修正せずにオープン環境に移行できるマイグレーション・ツールとして開発され、多数の大手企業や政府機関、官公庁等に採用されました。メインフレームで稼動するオンライン処理やバッチ処理等の業務で使用されているCOBOL、PL/I、アセンブラ及びJCL資産を再開発することなく、現有の資産そのままにオープン環境に移行でき、メインフレームと同様の環境を実現します。

リホストは、メインフレーム・モダナイゼーションの手法の中でも最も安価に、短時間で脱メインフレーム・クラウド移行を行う手法です。リホストによってクラウド移行した資産のJAVA化とマイクロサービス化のクラウドネイティブ化(リフト)を行うのが「OpenFrame 21」によるリアーキテクチャアプローチです。オンライン・バッチといった機能はコンテナ上のSpringベースのプラットフォームになり、JAVA化したアプリやRDBMSとともに、マイクロサービスとして機能します。レガシー言語・データをモダナイズする際には、「T-up(ティーアップ)」という資産移行・分析ツールを使用します。

レポジトリDBにCOBOLやJCL、データセット、メタ情報を格納し、それをJavaやXML、HTTP、SQLといったオープン環境で利用可能な資産へと変換します。