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ITの現代化に最適な方法はリアーキテクトと予測。その方法とは?

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脱メインフレーム&脱レガシーシステム DX(デジタルトランスフォーメーション) OpenFrame7 OpenFrame21

ここ20年間、Amazon、Facebook、Google、Uber、Airbnbなどのソフトウェア企業は、様々な市場の風景を変えた製品、サービス、ソリューション、アプリケーションを展開してきました。そして、これらの展開により業界の大手企業は一新されました。しかし、どんなに先見の明を持ち、柔軟で刷新力のある企業でも、2020年に起こった出来事を予測できませんでした。デジタルの世界で主導権を握りたいという意欲は、どの企業も今まで以上に高まっています。ソーシャルディスタンスやオフィスの閉鎖によって、デジタルの変化に関して、「いずれは我々も変革しますよ」という姿勢から、「すぐに変革する必要がある」という考え方に変わっていきました。

このデジタルの世界の緊急性は、ITのレガシーシステムの課題(クラウドや24時間ネットに接続されている状態には不向きな、古くモノリシックなメインフレームやレガシーアプリ)とは相容れないものです。このインフラを現代化するのは大変なことだと思いますが、このハードルを越えることは可能です。実は、ITの現代化は想像よりも素早く、早急に行うことが可能なのです。この方法を見ていきましょう。

ブラックボックスの固定概念から抜け出そう

すべての企業の少なくとも60%が、COBOL、Assemblerやそのほかのコンピューター恐竜時代のプログラミング言語で書かれたメインフレームやレガシーアプリケーションに則って事業を運営しています。もちろんこれも当分の間は機能していましたが、こういう従来の方法では、今や企業の競争力を保つことが困難になってきています。MIPS、インフラ、事業経営、ライセンシングにかかる費用は天井知らずに急騰しており、使い物にならない冗長なコードの価格は高いままです。とはいえ、ITモダナイゼーションのための人気のソリューションも、リスキーで費用もかかります。レガシーコードは、ブラックボックスであることが多く、それを現代化したり書き換えたりする大掛かりなプロジェクトを実行しようとすると、思うような結果は望めないかもしれませんし、IT予算は跳ね上がり、企業のリソースを枯渇させる可能性もあります。それゆえに、ブラックボックスの固定概念から抜け出すときが来たと言えます。リホスト・リアーキテクトは、デジタル変革への道をスピードアップすることが期待され、ITのモダナイゼーションへの確実で費用対効果の高いアプローチです。リホスト・リアーキテクトすれば、現在のレガシーインフラを、おそらく6~12カ月の間にそのメインフレームに相当するサービスが提供できるクラウドに変換できるでしょう。基本的な論理回路やユーザーのインターフェースの変更、企業への悪影響などはなく、 急こう配の学習曲線を描くこともありません。そのプロセスは、必要に応じて以下の3つの段階に分けることができます。

1.リホスト

この段階では、レガシーモダナイゼーションプラットフォームの再編成、最重要なレガシービジネスアプリケーションのクラウドへの移行、データ層のRDBMS化を行います。COBOL、 Assembler、 PL/I、 Easytrieveやそのほか多くのメインフレーム技術のネイティブサポートにより、重要な事業の論理回路や構文は保存されます。この段階は、リスクも低く、費用対効果もあり、コンピューター環境のモダナイゼーション、次世代DBMS、次世代 DevOpsなどが達成可能です。リプラットフォームが終われば、次の段階の準備が完了するまで、商業パッケージにはない機能の活用を継続します。あなたのメインフレームは、これらのアプリの起動の負荷から解放され、息を吹き返すことでしょう。

2.リアーキテクト

この段階では、レガシーモダナイゼーションプラットフォームが、現在のメインフレームアプリケーションをJava マイクロサービスアーキテクトに変換します。ソースコード、データ、セキュリティ、オンライン/バッチ処理、データ層を自動的に変換してくれます。その結果、クラウドネイティブな技術が、あなたのCOBOLへの依存を終わらせることになるでしょう。またアップデートされたUIと次世代 DBMSも手に入れることができます。ここでの利点は、広くサポートされている技術、TCOの削減および新たな特徴やアプリケーションの迅速なデプロイです。たとえば、Colonyブランドの子会社、SC Data Center, Inc., がそのメインフレームをリアーキテクトした後、社内のデベロッパーの二人がウェブ上で製品を購入する基本的なモバイルアプリをたった6時間で作り上げました。これらの様々な技術の刷新を考えると、さらに柔軟で拡張したクラウド環境を持つことが予測できます。

リアーキテクトの準備はOK?

TmaxSoftのOpenFrameは、IT現代化プロジェクトに容易に取り組めるレガシー現代化プラットフォームです。顧客のペースでリアーキテクトの段階を移行し、レガシーから完全に開放されるまで、様々な処理を自動化します。OpenFrameがITのモダナイゼーションをスピードをもって進めていくやり方については、弊社にお問い合わせ下さい。

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